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さまざまなプレッシャーと戦う女性に寄り添う。コラーゲンバー『TONE BAR』に隠された思い

D2Cブランドの持つストーリーを伝える「Emotional Stories」。商品誕生の裏側にあるストーリーや商品に込められた想いをお伝えしていきます。

今回はD2Cブランド『TONE(トーン)』を立ち上げたAiさんとMariさんにインタビューを実施。

コロナ禍で「すべての女性が輝けるようなサポートがしたい」というふたりの思いが重なり、産声を上げたばかりのこのブランドは、2021年9月6日から第1弾のプロダクトとなる『TONE BAR』を発売しました。

その発売に際して、ふたりがブランドを立ち上げた背景にある想いを、じっくりと伺ってみると、巷に溢れる「栄養が摂れて手軽に食べられるバー」とは一線を画していることに気づかされました。

バリキャリ女子、「適齢期」のプレッシャー…さまざまな女性特有の悩みを経て感じたこと

画像:TONE 公式サイトより

ーー『TONE』は「すべての女性が輝けるようなサポートがしたい」というふたりの想いから生まれたブランドだと伺っていますが、このストーリーを詳しく教えてください。

Aiさん:
わたしがニューヨークで会社員をしていたころは、もう毎日めちゃくちゃ働いていて! 業務に忙殺されるような日々を過ごしていたんですよ。

それが、去年コロナ禍でフルリモートになったことをきっかけに、自分と向き合う時間がすごく増えたんですね。ヨガをする時間が増えたり、湯船にゆっくり浸かれるようになったり、まるで自分を取り戻しているような感覚がありました。

そして、「自分と向き合う時間」は、コロナが収束したあとも、ずっと持ち続ける必要性があると強く感じました。

普段忙しくしてる女性たちは、きっと私たちのほかにもたくさんいて、彼女たちのために何かできることがしたいと思いました。それが『TONE』を始めたきっかけです。

ーーなるほど。もちろんおふたりが女性であることも大きいとは思うのですが、「女性のため」を強く意識されるのはなぜですか?

画像:TONE 公式サイトより

Mariさん:
女性特有の悩みって本当にたくさんあるんですよ。

今わたしはアメリカの企業に勤めていますが、自分の意見をはっきり言うだけで「気が強い」とよく言われます。でも、男性はそんなこと言われないですよね。

あと、わたしはこれまでいろんな日本企業でも働いてきたけど、今でも忘れられないのが、とある会議で議事録を任されたことです。そのときのことを思い出しても、自分が女性だから議事録を任されたのではないか?という印象が拭いきれないような状況でした。

Aiさん:
日本国内にはそんな女性の悩みがもっとあると思いますね。

わたし個人の体験として大きいのは、高学歴な女性は煙たがられることです。

男性で高学歴だとプラスに捉えられるけど、女性の高学歴はマイナスに働くこともある。当時上司だった人に、自分よりわたしのほうが高学歴だと感じたのか、嫌なことを言われたことがあります。

「バリキャリ女子」はあるけど「バリキャリ男子」はない。キャリアを頑張る女性だけを特別視する風潮は違和感を覚えます。

ーー男性の反応が怖くて、あえて経歴を隠す人もいますよね。

Aiさん:
そうですね。それから「まだ結婚していないの?」「彼氏いないの?」と聞かれる「適齢期」による社会的プレッシャーだったり、「化粧をせずに出社をしないなんてありえない」という考えだったり……。

Mariさん:
男性にしてみれば、「そんな小さいことで文句を言うなよ」と思うかもしれないけど、私たち女性は毎日のように言われていて、いちいち対処していられないから目を瞑って働いているだけなんですよ。でもそれが積み重ると、どんどん大きなストレスになっていく。

だからこそ、そんな女性のために「女性による女性のためのブランド」を立ち上げようと思ったんです。

忙しい女性に寄り添う『TONE BAR』に詰まった、D2Cならではのこだわり

画像:TONE 公式サイトより

ーー『TONE』では、、そんな女性のためにどのような活動をしているのですか?

Aiさんさん:
『TONE』を立ち上げたときに考えていたことがふたつあります。ひとつは女性が喜ぶ身体にいいものを作ること。そしてもうひとつは、売り上げの一部を女性をサポートする基金に寄付することです。

わたしたちは本当に忙しく働いていたので、時間がないときは食べないか、手軽で腹持ちがいいシリアルバーやプロテインバーばかり食べていました。

なので、忙しい女性が忙しいときに食べやすく、栄養価も高い点でバーを開発することにしました。そして生まれたのが『TONE BAR』です。

なかでもコラーゲンは、わたしが以前からずっと摂っていて、身体にいいことを実感していたので、入れようと決めていました。ほかにも、エネルギー補給として最適なMCTオイルや、低GIで腹持ちがいいサツマイモをブレンドしています。

Mariさん:
あとは、多くの人に食べてもらいたいという思いが強かったので、グルテンフリーにはこだわりましたね。わたし自身がグルテン不耐症で。

最近は日本でもグルテンフリーの製品を探している人が増えてきています。今は消費者が自分が本当にほしいものを選んでいける時代なんです。以前は店舗に並ぶ、大企業が大量生産しているものしか選択肢がなかったけど、D2Cにはいろんな選択肢がある。

私たちも、私たちの商品を求めている消費者にECサイトやSNSを使って直接届けることができるので、ひとつひとつにこだわりを持って作りました。

ただ、『TONE BAR』は単にお腹を満たすだけのバーではないんですよ。

売上の一部を女性をサポートする基金へ。『TONE BAR』を買うことは、自分とまわりの人を大切にすること

画像:TONE 公式サイトより

ーーどういうことですか?

Aiさん:
もうひとつの活動が『TONE』の大きな特徴とも言えます。第一弾としてパートナーシップを結んでいる『Voice Up Japan』は、女性をサポートするためのプロジェクトをされているんです。

たとえば、ダイバーシティ&インクルージョンの促進や、若い女性を意思決定の場へ導くための活動など。いろんな大学と提携して支部を持っているので、本当にさまざまなプロジェクトを展開しているんですよ。

『TONE』の売り上げの一部は、そんな女性をサポートする基金へと寄付される仕組みになっています。

『TONE』がどのプロジェクトに貢献していくかはこれから議論していく予定ですが、個人的には意思決定の場にもっと女性が進出していけるようなプロジェクトを応援していきたいですね。

ーーどのプロジェクトに参加できるか決めることができるってすごくいいですね。

Mariさん:
さまざまなチャリティーがあるなかで、『Voice Up Japan』は地に足をつけて活動をしていて、すごく信頼できると思ったんですよね。

Aiさん:
わたしもお客さん側だったら自分のお金がどう使われるのか気になるので、HPでもきちんと活動を報告していきたいと思ってます。

画像:Voice Up Japan  公式サイトより

Mariさん:
商品自体もチャリティーも、「あなたらしい“美”を生きる」「あなた自身、そしてみんなにもやさしく」がわたしたちのコンセプトなんです。

世の中にはさまざまの「こうあるべき」があります。たとえば「美しさ」でいうと、細くなければいけない、美白や小顔の方が美しい……というような。

でも、わたしたちは皆さんに「自分のありのまま美しさ」を知っていてほしいし、自分が心から望まないものに無理してならなくていいと気づいてほしいんです。

ありのままの自分を変える必要なんてない。

そして、もっと自分にやさしくしてほしいんです。仕事においても上司から「こうしてほしい」と期待されることはたくさんあるけど、もっと自分の意思に素直に従っていいと思うから。

『TONE BAR』を買うことは、そんな「ありのまま自分」を認めて自分にやさしくなれるだけじゃなくて、女性の活動をサポートするチャリティーにも参加できて、まわりにもやさしくなれるんです。

ーー基本的に「バー」ってダイエットの置き換え食のようなイメージでした。「ありのままの自分でいい」と言ってくれるバーはあまりなかったような気がします。

Aiさん:
だから、『TONE BAR』を食べるタイミングも「食べたいときに食べる!」でいいと思っています。おやつでも、リラックスタイムでも、会社に行く途中でも……自分のシチュエーションに合わせて、食べていただけたらなと思ってます。

『TONE』は音色という意味があります。音楽を聞いたときに感じるような、日々の喧騒から逃れてホッと一息つけるような時間を届けたいという思いが込められているんです。

Mariさん:
『TONE BAR』を食べているほんの少しのあいだだけでも、仕事を忘れて自分に気を配れるような時間を提供できたら嬉しいですね。

・・・

『TONE BAR』をはじめに目にしたとき、「コラーゲンバーって珍しいな」程度の気持ちしか抱いていませんでした。

でも、お話を伺ってみると『TONE BAR』が提供しているのは単なる「身体のための栄養補助食品」ではなかった。

仕事の合間を縫って、バーを一口、また一口と齧りながら、自分自身を労り、同じように日々を生きる女性たちに思いを馳せる時間は、お腹だけではなく心を満たす時間でもあるのです。

今回ご紹介したD2Cブランド『TONE』による『TONE BAR』は公式サイトから購入できます。

忙しいなかでも、わたしたちの未来のために何ができることがしたい。そんな方は、ぜひサイトを覗いてみてください。

プロフィール

菅原杏依(Ai Sugawara)

南米で育ち一橋大学入学を機に日本に帰国。一橋大学在学中に、留学生のマリアムエズ氏と出会う。マーケティングを学ぶため、偶然にもマリアムが在籍するペンシルべニア大学に留学。大学卒業後、日本のメーカー勤務を経て、2013年にMBA取得のためNYの大学院に入学。そして卒業後もNYに残り、ファッション業界やコンサルティング、銀行などに勤務。

マリアムエズ(Mariam Ezz)

エジプトに生まれ、イタリア・中東・アメリカで育つ。ペンシルベニア大学在学中、菅原杏依氏が在籍していた一橋大学に、アメリカからの交換留学生として入学。卒業後はロンドンやドバイを飛び回り、投資銀行や商社、メディア会社などで経験を積む。

<文=いしかわゆき

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いしかわゆき

取材記事を中心に執筆するフリーライター。 コスメコンシェルジュ、温泉ソムリエ資格保持。 スキンケアと美容医療好きの美容ヲタクです。サウナと温泉が好き!