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メイクで心を解放するーー“万能”マルチパレットBeMeが目指すコスメのその先

D2Cブランドの持つストーリーを伝える「Emotional Stories」。商品誕生の裏側にあるストーリーや商品に込められた想いをお伝えしていきます。

今回お届けするのは、「#ササメイク」で知られるヘアメイクアーティスト佐々木一憲さんが、SNSマーケティング支援事業など幅広く事業を展開するテテマーチ株式会社と共同開発したメイクパレット『BeMe(ビーミー)』。

「好きな私、見つけた」をブランドコンセプトに掲げるBeMe誕生のきっかけから、マルチパレットに込められたある強い思いを紐解きます。

パレット一つでアイメイクが完成するBeMe誕生の裏側

ーーテテマーチ株式会社と佐々木さんが一緒にBeMeを作るきっかけを教えてください。

齋藤香奈(テテマーチ株式会社、BeMe担当者):佐々木さんとは元々、撮影などでヘアメイクのご依頼をしていたご縁がありました。当時は、お仕事に関してのやり取りがメインだったのですが、ある時Twitterで佐々木さんが「コスメを作りたい」とつぶやいているのを拝見して。そこで弊社の取締役の松重が「一緒に作りませんか?」とご連絡をしたのが始まりです。

ーー佐々木さんはどのような経緯でコスメパレットのツイートをされたのでしょうか。

佐々木一憲:当時からなんとなく、世の中にはメイクがそこまで好きではない人が多いのではないかと思っていました。積極的に好きではないけど、やらなければいけないからやってる人の方が多いんじゃないかなって。

そこで、誰でも簡単にできるメイクのコツなどを「#ササメイク」としてSNSで発信していました。アイシャドウでノーズシャドウを入れる技を紹介したり、アイメイクのコツをツイートしたり。そんな中で、アイブロウもアイシャドウもノーズシャドウも全部ひとつのパレットで完結できたらいいのにな、とふと思ったんです。完全に思いつきですね(笑)

BeMeはメイクが苦手と感じている人にこそ届けたいブランド

画像:BeMe公式サイトより

ーー「メイクがあまり好きではないけど、やらなきゃいけない」人の存在を感じていたことは、BeMeのブランドコンセプトにどのように影響しましたか?

佐々木:大半の人が中高生のときにはメイクが学校で禁止されていますが、大人になると「絶対にメイクをしなければならない」タイミングが急に訪れます。

昨日まで禁止されていたのに「明日からはちゃんとメイクをしてください」と急に言われて、教わる機会がないままメイクをしないといけなくなる。そこでメイクが好きになれればいいけれど、必ずしも全員が好きになれるわけではなくて。

そういう「ちょっとメイクを負担に感じている人」をサポートする商品を作っていけたらいいねと話していくうちに、今のコンセプトができあがっていきました。

齋藤:佐々木さんといろいろ話してたどり着いたのが、メイクで自己肯定感を上げる手助けをしたいということでした。

私自身、自分の顔にコンプレックスを持っていたり、メイクもあまり得意な方ではなかったりします。メイクが苦手という自覚があるので、他の人の目があるトイレで化粧直しできないですし、ついつい綺麗な人と自分を比較して落ち込んでしまうこともあります。

ですから、佐々木さんの思いには心から共感しましたし、私と同じようにコンプレックスを感じている人にこそ、手に取ってもらえるブランドにしたいと思いました。

誰にでも似合う4色を追求して完成した“万能”メイクパレット

画像:BeMe公式サイトより

ーー2021年4月に第1弾のパレットがリリースされました。反響はいかがでしたか?

齋藤:最近ユーザーヒアリングを行なっているのですが、実際に購入された方の多くにパレットを気に入っていただけている手応えがあります。

ーー開発でこだわった点、苦労したことなどはありましたか。

佐々木:アイブロウ、アイシャドウ、ノーズシャドウをひとつのパレットで完成させることが出発点だったので、なんとなく4色パレットかなとは考えていました。

BeMeはメイクでの成功体験を作ることが目的のパレットなので、誰でも上手にメイクができるよう、4色の色相はあえて近いものにしています。ササッと塗っても綺麗な陰影が作れ、万が一失敗したとしても上からラメを乗せてしまえばごまかせるようになっているところがポイントです

同じブラウンカラーとはいえ、当初イメージしていた4色をひとつのパレットに並べてみると「何か違うな」となり、そこから試行錯誤を繰り返しました。実際に工場に直接足を運んで、自分で色味を説明したこともあります。「もうちょっとピンク味が欲しい」とか「そこまでピンクではない」「もうちょっと明るく」「今度は暗すぎ」みたいな(笑)。何度もサンプルを送ってもらい色味や質感を細かく調整しました。

僕自身、ものづくりが初めてだったので、このパレットを作ったことで本当に良い勉強になりました。

メイクを好きになって欲しいからこそ、モノだけでなくプロセスも届ける

ーーBeMeでは購入後、LINEでパレットの使い方のレクチャーが受けられます。パレットを販売するだけでなく、購入後のサポートもしようと決められたのはなぜでしょうか

齋藤:メイクって教えてもらえる場がないよねというところが出発点です。メイクで自己肯定感を上げることを目指すなら、メイクの方法をきちんと習得できる場も一緒に提供しないといけないと思いました。

いつでもメイクの方法を教えてもらえる安心感や、「私でもこんなに上手にメイクができるんだ」という自信を感じてもらいたいんです。

ーー「いいモノ」以上の価値がBeMeには込められているのですね。

佐々木:BeMeのパレットを買ってくれたある女の子がいて。その子は自分で使ってみて、すごく気に入ってくれたからって友だちの誕生日プレゼントにも買ってくれたらしいんですよね。

単純にモノが良いから買ってくれただけかもしれないのですが、BeMeはプレゼント(モノ)だけじゃない、綺麗になるためのサポートも一緒についてくるので、それ込みでプレゼントに選んでもらえたと知った時に、BeMeの価値の広がりをとても感じました。メイクを好きになるきっかけを手渡していくイメージです。初めてメイクをするお子さんに親御さんがプレゼントするのも素敵だと思いました。

齋藤:私は、メイクに悩んでいる人が、少しでもメイクを楽しいと思えたり、自分の変化を感じたりすることがBeMeが届けられる価値だと思っています。

私も自分自身で使ってみて、「メイクってこうすればよかったんだ」という発見や、実際に社内でも「なんか雰囲気変わったね」と言われることがあったりしました。

実際に、BeMeを持っていたら安心できるとか、BeMeがあれば忙しい朝でもパパッと簡単にメイクができるといった声をもらっていて、ちょっとしたメイクの課題感が軽減されることで自分らしくいられることを実感しています。

メイクでの成功体験の第一歩としてBeMeを選んでほしい

画像:BeMe公式Twitterより

ーー単なる「メイク・パレット」を超えた広がりを感じますね。最後に、BeMeの今後の展望をお聞かせください。

齋藤:まずはとにかく、パレットを使ってくださる人を増やしたいです。一番届けたい「メイクに苦手意識がある方」にまで届け切れていないなと感じるので、それが今の一番の課題です。

その上で、ポーチにいつも入れてもらったり、旅行先でもこのパレットさえあれば大丈夫と思ってもらえたり。あとは、初めてメイクをする時の定番品のような存在。ちょっとメイクに悩んだ時にはLINEのサポート機能も使ってもらって、“お守り”のように思ってもらえるパレットにBeMeを育てていきたいですね。

佐々木:僕も、メイクが苦手な方に届けたいという思いはずっと変わらないと思います。ですから、BeMeをきっかけにメイクが好きになったら、きっと物足りなく感じるブランドだとは思います。そうなったら卒業(笑)。

BeMeでメイクのやり方を知って、楽しいと感じて、そこからいろいろなコスメを楽しんでもらう。その姿をみた別の人がまたBeMeの世界に入ってきてくるような循環が生まれることが理想ですね。「最近あの人綺麗になったな」って思う人に「何を使っているんですか?」って聞いたらBeMeの名前が出てくるみたいな。

ーーそれはとても素敵ですね。

佐々木:あとは、メイクをする人のメンタルがもっと楽になってほしいです。メイクって、ないものねだりや、誰かと比べてしまう場面がとても多いんです。最近、一般の方のメイクも始めて気がついたのですが、一番目のお客様のコンプレックスが次のお客様のなりたい顔だったりする。自分のことになると客観視ができなくなることが多いので、そこを解きほぐしていけたら良いなと思います。

メイクは人のためにすることもありますが、やっぱり基本は自分のテンションを上げたり、自分に自信を持つためにするもの。メイクでの成功体験の積み重ねで自己肯定感を上げていって、自分をもっと好きになるための第一歩が、BeMeであったらいいなと思っています

・・・

インタビューでも分かる通り、佐々木さんも齋藤さんも取材中何度も繰り返していたのが「自己肯定感」という言葉でした。

単なる質の良いコスメというだけでなく、使う人の心のケアまでを目指す思いがBeMeを唯一無二のメイクパレットにしている気がします。

今回ご紹介したBeMeのメイクパレットは公式サイトよりご購入いただけます。

「自分を好きになる第一歩」をBeMeと一緒に踏み出してみませんか。

プロフィール

佐々木 一憲(ささき かずのり) ヘアメイクアーティスト

Twitterフォロワー5.4万人、 Instagramフォロワー3.9万人の 人気ヘアメイクアーティスト。
SNSで、ササッと簡単にできて、好きな人の心にササる「#ササメイク」を発信。
ベーシックなブラウンを基調としたメイクを得意としている。
Twitter:https://twitter.com/kaz_hm
Instagram:https://www.instagram.com/kaz_hm

齋藤 香奈(さいとう かな)テテマーチ株式会社、BeMe担当

テテマーチ株式会社にて、SNSプランナー・ディレクターとして総合的なSNSプロモーション企画、提案、運用を支援。
マネジメント経験を積んだ後に、新規事業としてコスメブランド「BeMe」の立上げ・運営を担う。

テテマーチ株式会社

未知なる価値の創出と追求により今の”できない”を”できる”に変えることをミッションとしている企業。創業時より、身近なマーケットにおいて本質的な価値のある様々な WEBサービスを提供するというコンセプトのもと、SNS領域に注目。さまざまな角度から企業のSNS活用を支援を行う。

<文=黒木あや
<取材=えるも

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黒木あや

フリーランスライター・編集者。 出版社勤務、スタートアップ企業の広報などを経て、独立。 最近、朝イチでジムに行き汗を流す楽しさに目覚めました。韓国コスメ〜プチプラ〜デパコスまで。情報源はTwitterです。